白鮭釣り新潟編
2007年12月15日、前回の白鮭釣りと同様、TさんとYさんと私の3人で新潟の荒川河口に行ってきました。この日はみぞれ・雪・雨・・と極寒の中での辛い釣りでした。前日からの増水で条件はかなり悪く、5キロある釣り場でも釣りになるのはほんの一部だけです。数メートル幅に鮭の溜まり場があり、エサのみゃく釣りの方が結構釣っていましたが、その他はほとんど釣りにならず、オデコの方も結構いたようです。
そんな中、私はルアーにこだわり、朝7時から午後2時まで頑張ってやっと2匹釣ることができました。
やはり前回の請戸川の爆釣が異常だったようです。私の鮭釣りの場合、通常2~3匹釣れれば十分で、そのうちオスが1匹いれば満足です。
今回は残念ながらメスだけでしたが、厳しい条件の中で釣りを楽しむことができました。
今後も匹数を争うようなことはせず、いかに釣りを楽しむかを目標にしたいと思います。
これは余談ですが、
日本人は「釣れてる?」って挨拶するけど、欧米人は「釣り楽しんでる?」と声を掛けるそうですね。
今回覚えた事①
漁協の方のおっしゃるには、ボロボロになった
メス鮭が釣れた場合は、陸に揚げて絞めなければいけないそうです。その理由は、産卵が終わってボロボロになったメスが縄張りを守り、新たに遡上してくるメスに場所を空けないために、鮭のためにならないとの事でした。今回1匹目が正にそういったメスでした。産卵が終わりお腹がペッチャンコで、縄張り争いか産卵のためか、体がボロボロになっていたので可愛そうですが、陸にあげて絞めました。ちょっと考えさせられる行為です。
今回覚えた事②
釣れた鮭を弱らせない方法。今まで、釣れた鮭をエラから口に紐かストリンガーを通して生かしておきましたが、エラに異物を通すと鮭は弱るそうです。漁協の方のおっしゃるとおり、下あご(舌の下部)をちょっと指で押して穴をあけ、紐を通すと最後まで元気でした。
さて、15日はあまりの寒さに5時まで釣れるものの、
早々に温泉宿に行きました。釣り場から車で20分ほど離れた高瀬温泉古川館です。ゆっくり温泉に浸かり、夜は宴会です。釣りの旅行はこれが楽しいんですよね!
我々がよく利用させていただいている旅館の一つですが、私は大変気に入っています。女将をはじめ皆さんアットホームで居心地の良い旅館ですから、皆さんも是非利用してみてください。
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